コーチング|行動に関するクライアントのタイプの見極め

コーチング起業を始めると、さまざまなクライアント様と出会うことになると思います。
そんなときに最初に必要になるのは、その方がどんなタイプなのかを知ることです。
コーチングセッションを組み立てるときにも必ず必要になりますね。
今回は、セッションの成功を左右する「クライアントのタイプの見極め」についてみていきましょう!
コーチング|クライアントのタイプの見極め
コーチングを始めたばかりの頃は、セッションをするときに「コーチングとして何をすべきか?」に意識が向かいがちになります。
ですが、その前にクライアント様がどんなタイプなのかを理解しておくことはとても重要ですね。
コーチングスクールで習ったテクニックやワークをそのまま行っていると、結果が出ないばかりか、ご満足いただけない可能性があります。
最初のうちは上手くいったとしても、途中でセッションの方向性がぼやけてきてしまうこともありえます。
最高の結果を出すには、クライアント様のタイプの見極めること、セッションの方向性をしっかりと定めることはとても重要だと感じます。
いろいろな切り口が考えられますが、ここでは「行動化」を考えた場合のタイプについて見ていきましょう。

クライアントのタイプを見極める?あまり考えたことなかったかも…
コーチング|クライアントのタイプいろいろ
コーチングを行う場合、最初にこれらについて必ず確認しますよね?
| ● もともと行動力があるタイプなのか? |
| ● そもそも行動するのが苦手なのか? |
実際のセッションでは、さらに分類することで、クライアント様のタイプがつかみやすくなります。
さらに細かく分けることができますが、ここでは下記4つに絞ってみたいと思います。
行動に関するタイプ
① 行動力が無くはないが腰を上げるまでに時間がかかる
② 行動力はあるけれど何をすべきか明確でないことが多い
③ そもそも行動力がない、動くのが好きではない
④ 行動力は無くはないが指示されないと動けない(指示されると動く)
上記以外に「行動力があり行動化も早い」タイプもありますね。
では、それぞれのタイプへの対応方法を次にみていきましょう。
行動タイプ別による対応のポイント
タイプ① 行動力が無くはないが腰を上げるまでに時間がかかる

深く考えずにすぐに行動できる人と、納得するまで行動しない人がいます。
腰を上げるまでに時間がかかる人は、周囲の反応をみていたり、自分が納得できるデータを集めていることが多いです。
いわゆる慎重派ともいえますが、単に時間が必要なこともあります。
また、行動を起こして失敗しないようにできるだけ問題を排除しようとしていることも考えられます。
このような方の行動を促進するには、行動につながる納得ポイントを早く見つけるようにコーチングをしていくと、考えている時間が短縮されます。
タイプ② 行動力はあるけれど何をすべきかわからない

行動力もある!動きたい!にもかかわらず何をしたらよいかわからないタイプです。
もともと行動力のある人は、深く考えずに動くことが出来るのですが、実際になにをしたらいいのかハッキリしないまま走り出すことがあります。
そうなるとスタートダッシュまでは良いのですが、その後、ポカンと何をしたらよいかわからなくなることがあります。
気持ちだけが空回りして、行動が止まってしまうんですね。
このような方には、やるべきことを明確にしてゴールまでのプロセス(ステップ)を具体的に決めるようにコーチングするといいですね。
タイプ③ そもそも行動力がなく動くのが苦手

もともと行動力がない人の場合、通常のコーチングだけでは充分ではないことがあります。
その場合、行動しない原因がなにかの感情と結びついている可能性があるので、そこを解きほぐしていく必要があります。
場合によっては、カウンセリング系ワークが必要なこともあります。
ですが、動くのが億劫であるにもかかわらずコーチングを受たい!と思った動機があるはずなので、まずはそこを明確にして、それを意識的に強化していきます。
行動を止めている感情をポジティブなものに変えるイメージです。
行動がポジティブな感情と紐づくようにに(行動だけでなく)感情面もケアしながらコーチングしていくと、目標以上の結果をもたらすこともあります。
タイプ④ 行動力は無くはないが指示されないと動けない(指示されると動く)

言われたことは完璧にこなせるにもかかわらず、指示されないと動けないタイプの方は少なくありません。
「指示されないと動けない自分を変えたい」というお悩みであれば別ですが、単に指示待ちの場合は、やるべきことをクライアント様と一緒に考えていくようにします。
この場合、純粋なコーチングよりも、コンサルティングタッチ強めで行うほうが上手くいきやすくなります。
原則ではコーチングでは指示やアドバイスはしないものですが、「指示されると動ける」方の場合、現実的にはアドバイスを増やしたほうが結果が出やすくなります。
小さな目標を達成するごとに自信が高まるようなコーチングをして自主性を高めていくよう心がけます。
タイプ⑤ 行動力はあるが特定の行為が苦手だ

本来すぐに行動に移せるタイプだけど、特定のことをする時だけ動けなくなるなる方がいます。
たとえば、こんなかんじです。
| 「デスクワークならすぐにやるけれど、交渉ごとが絡むと動けなくなる」 |
| 「人前で話したりプレゼンするのは得意だけど、お金のことになると逃避してしまう」 |
| 「担当者と相談をするのはいいけど、それが年配男性だと話ができなくなる」 |
このような場合、
その特定の行為に関するトラウマ(大きなものとは限らない)が隠されていることが非常に多いです。
そして、そのネガティブな感覚を取り除くことが、コーチング成功の鍵だったりします。
その行為が苦手な原因を探り、トラウマ(ネガティブ感情)を解消しながらコーチングを進めると、クライアント様の満足度がいっきに高まります。
タイプ⑥ やる気はあるのに行動がついてこない

やる気はあるけれど行動しない(できない)タイプというのは非常に多いです。
そのような場合は、「やる気」や「目標」が漠然としたイメージで終わっていることが多いので、それらについて具体的にしていきます。
目標達成には行動が不可欠であることを理解していただくとともに、五感をフルに使って「やる気」と「目標」をリンクさせるようにしていきましょう。
また「やる気」を「毎日のタスク」にまで落とし込んで、日々の積み重ねが何より大切であることに気づいていただけるよう促していきましょう。
タイプ分けで方向性が明確に
ここまでいくつかのタイプをご紹介してきましたが、これらのことを意識してセッションをすることで、セッションの結果が大きく変わってくると思います。
初回セッションを始める前にタイプを把握しておくと、コーチ側も、クライアント側も、スムーズに進んでいくことできますね。
クライアント様のことを理解すればするほど方向性が明確になるので、セッションの成果もお客様の満足度もアップしていきますよ。
この記事のポイント!
● コーチングで成果を出すにはクライアントタイプの見極めが重要
● 「行動化が苦手」な場合でもタイプはいくつかある
● 初回セッションの前にクライアントのタイプをチェックしておこう!
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